ヨーロッパの旅2017 サルディーニャDay5

日本を離れてから1週間を越えて、ちょっと疲れてきたかな笑

今日は朝にOlbiaを出て、週末のイベントに向けて再度Nuoroへ。

約1時間半ほどの移動。
昼頃に到着して、
お昼はハンバーガーのお店へ。
内装なんかもかなり凝っていて、BGMはアメリカンのオールディーズ。このお店は、イタリアスタイルのハンバーガー。
パニーノのようだけど少し違う。
味付けもちょっとアメリカンな感じもします。
牛タンだったり、馬肉、ヒツジなどお肉の種類も色々。
牛タンのハムのと普通のひき肉のバーガーを2人でシェア。
5ユーロほどだけど、なかなかボリュームもあるし、
すごく美味しかった!!^^

IMG_2765 IMG_2764 IMG_2763 IMG_2762 IMG_2760 IMG_2759 IMG_2758

DSC_3630

左:Edward 右:Oliviero

食後は、オリバーとイベントを助けてくれているエドワードと作戦会議。
エドワードは冬前にはMilanに引っ越すことが決まっているので、
今後のことも踏まえての作戦会議。
もちろんテーブルにはビール。笑
Nuoroではお店にも飾ってもらえることになっているし、
展示用のスペースも手配してもらっている。
地元の協力は本当に心強いです。
Facebookのイベントページを作り
イベント用のイメージも作ってくれました。
サルディーニャの旗の中央の赤い線を、日の丸にしたもの。
サルディーニャと日本を繋ぐイベントになればと^^

7月にEUと日本の間で、貿易に関する関税の撤廃に向けた合意が交わされたそうです。
これを機に、こうしたイベントがもっと盛んになって、
日本のアーティストやクリエイター、起業家が世界との繋がりを作るきっかけを作って行けたらと思います^^

打合せも無事終わり、
午後から近くの街、といっても小一時間かかりますが、
グラフィティ・アートで有名なオルゴローゾへ連れて行ってもらいました。
社会的、政治的、歴史的な出来事などに触れるメッセージの入った壁画が
町の中に数百箇所もあるそうで、
外国語の音声ガイダンスも貸し出してるぐらいなので、
街を挙げての観光事業となっています。
今でも、建物のオーナーに許可を取れれば、壁画を製作する事はできるそうです^^

町自体も、傾斜のきついこの土地に、紀元前600年頃からこの地にあるそうです。
壁画の部分を除いても、かなりユニークな町で、
建築様式が年代もイタリア風以外の物もあったりと、多様だそうです。
細い路地が迷路のように張り巡らされている町の景色は、
それだけでも見ごたえがありますが、
メッセージ性の強い壁画たちが、意外にも町の雰囲気にあっていて驚きました。

かつては、かなり荒れていた町だったそうで、
この街で誘拐されて見つからなくなるという事件が昔はたくさん起きていたそうです。
確かに、街中には凄まじい数の銃痕が鉄扉に残っているところもありました。
こうした形で町を変えてきたアートの力を再確認できました。

アートで町が変わったように、
アートで人と人をつなぎ、世界をつなぎ、
平和な世の中を広げることが出来たら素敵だなと思います。
今回のイベントはまだまだ規模は小さいけど、
この小さな一歩が、後々に繋がる大きな一歩になればと思います。
遠く離れた日本からも応援していただけたらと思います。